こんにちは。
今回は、自分のことをもっと大切にしたいと感じている人に向けて、とても大切な一冊をご紹介します。
「疲れているのに、夜遅くまでスマホを見てしまう」
「誘われたから予定を合わせる」
そんな日々の中で、本当の自分の気持ちに気づけているでしょうか?
人は、毎日いろいろなことに追われながら生きています。
気がつくと、自分の気持ちや考えを後まわしにしてしまうことが多いのではないでしょうか。
そんなときに出会ったのが、村上春樹さんの『ダンス・ダンス・ダンス』という小説でした。
この物語は、「自分を大切にするってどういうこと?」を考えるきっかけをくれました。
今日は、その気づきを言葉にして、みなさんと分かち合いたいと思います。
なぜ『ダンス・ダンス・ダンス』を手に取ったのか

そもそも、私がこの本を手にしたきっかけは、単純にタイトルに惹かれたからです。
「ダンス・ダンス・ダンスって、なんてユーモアのあるタイトルだろう」
「どんな内容の本なんだろう」
こんな安易な考えから、本を手に取りました。
しかし、本を読み進めていくうちに不思議な感覚に見舞われました。
「どこか知っているような、なつかしいような、寂しいような」感覚でした。
その感覚の正体は、本を読み終えたときに知ることができました。
なぜ、今まですぐに飽きてしまっていた読書を、最後まで読み通すことができたのか?
それは、紛れもなくこの「ダンス・ダンス・ダンス」は、私自身が求めているものだったからです。
この本から学んだこと①行動力
この物語を通して、学んだことの1つは、行動力です。
【以前の私】頭で考える → ほぼ行動に移さない → 後悔する
【現在の私】とりあえず挑戦 → 合えば続ける、合わなければ次を探す
この本を読んで、現状に満足する怖さを知りました。
自分の限界がどこなのか、知ろうともせずに留まること。
それは、人生において自分を諦めていることなのだと考えさせられました。
この本から学んだこと②人の大切さ
人は、常にだれかと関わり合い、支え合って生きています。
この本の中でも、主人公は様々な人と出会います。
私は、自分の存在を取り巻く環境について深く考えたことはありませんでした。
「自分は、誰に支えられて生きているのか」
「逆に、自分は誰かを支える存在になれているのか」
他にも、自分の家族や友人、恋人など、あらゆる関係性について考える機会を与えてくれました。
この本から学んだこと③自分の選択と責任感
私は、何か失敗をすると、必ず言い訳を考えてしまう性格でした。
「だって、でも、」
このように、言い訳をしてしまう自分も、また嫌でした。
しかし、この本を読んだことで
① 自分の言動・行動に責任を持つこと
② 自分の選択が今の環境を作っていること
を学びました。
だからこそ、
「自分の置かれている状況に満足できていないのであれば、
満足できる状況になるまで努力しなければならない」
ことに気づくことができました。
この本が教えてくれた「自分を大切にする」という意味
この本を読んで、本来の自分を大切にするという意味は、以下の3つだと思いました。
・行動する勇気を持つ
→ 直感でも興味のあることには、挑戦してみる。
・人に期待しすぎない
→ 期待をすることは、相手にとっても自分にとってもプレッシャーになることがある。
・自分の選択を信じる
→ 誰よりも、自分が自分の選択を尊重してあげる。
まとめ
今回は、
「自分を大切にするとは何か」を考えるきっかけをくれた本をテーマに話してきました。
人は、どんなに迷っても必ず選択をします。
「これで合っていたかな、正しかったかな」と思うことがあると思います。
しかし、選択の仕方は自由です。大切なのは、その選択を自分が一番に信じることです。
そして、深く考えずに、まず行動してみてください。
「合わなければ、次」を何度も。
これからも、【自分を大切にする】に関するテーマを扱っていきたいと考えています。
長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
コメント